チャツボミゴケ公園は、中之条町の最奥部、入山地区の西端に位置しています。穴地獄から湧き出る強酸性の鉱泉に育まれたチャツボミゴケの群生は圧巻で、その鮮やかな緑一面の川面は春のレンゲツツジ、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の銀世界と共に神秘的な光景を織りなします。

「チャツボミゴケ」はPh2.0~4.6程度までの強酸性火山性水域に生育するコケ類で世界中の約18,000種の中でも最も耐酸性の強い特異な苔です。

チャツボミゴケは東アジア最大級の群生を形成し、その環境や生態系が評価され、周辺の自然遺産とともにラムサール条約に登録されました。